すっごく、久しぶりにこのBlogを更新してみた。

育児もすこし落ち着き、大好きなアカデミー賞予想を書いてみようと
思い出した。


好きだわ、アカデミー賞。


とゆーことで、さっそく。


◎本命 ○対抗 ○個人的にーーー

■作品賞
 「ブラック・スワン」
 「英国王のスピーチ」 ○
 「ザ・ファイター」
 「インセプション」
 「キッズ・オールライト」
 「127時間」
 「ソーシャルネットワーク」  ◎
 「トイ・ストーリー3」 △
 「トゥルー・グリット」 
 「ウィンターズ・ボーン」


10作品ノミネーションが定着してきた感な2011年。
ノミネーションの数が増えることは、いいよね。

今回でいえば、「ウィンターズ・ボーン」や、「キッズ・オールライト」など、
インディペンデント系の上質な映画も、アカデミー賞となることで、
ぐっと価値が上がり、たくさんの人が知ることができ、収入が増えれば、
監督も資金を保て、次回作への意欲も沸くよね。

モチベーションアップってことでも、とてもよい。


受賞は「ソーシャル・ネットワーク」かな~。
収入的には、「英国王のスピーチ」が勝っている+とてもいい作品だと思うけど、
アカデミー賞は、アメリカ。

今のネット時代を築いたのが、アメリカであることへの象徴や、
単純なサクセスストーリーでない、演出も、アカデミー好みでしょ。

単純なサクセスストーリーじゃなく、堕落していく点も評価高そう。

実在の人物だし、まだ生存してるし。
アメリカの経済状況がこんなだからこそ、この作品が獲る確立は高い気がする。

なんか、「アニー・ホール」が受賞した背景と似てるかな(獲ればだけど)


それに、フィンチャーの過去の作品群は、話題性もあり、
俳優が出演したい、監督の1人であることは間違いない。

2年前の「ベンジャミン・バトン」では、散々な結果だったしね。
大金はたいたのに・・・・・。

この大本命で獲らなければ、当分ないかも。


10作品のノミネートになって、去年の「カールじいさん~」に続き、
アニメが入る確立が高くなった。

どう考えても、アニメが作品賞をかっさらうのは、永遠にないかな。とは思うけど、
この「トイストーリー3」は値すると思う。
いつか、アニメが受賞するのもアリなんじゃ。


それにしても、「英国王のスピーチ」観たい!

予告編であんなに面白そう!!って思ったのも久々。
上質な英国作品は、必ずノミネートされるね。


それにしても、「127時間」byダニー・ボイルが入ったのがおもしろい。
すっかり、アカデミーの常連になっちゃったのね。

個人的には、「トレスポ」以前から、大ファンだし、
ぶれない視点がすき。



■監督賞
 ダーレン・アロノフスキー 「ブラック・スワン」 
 デヴィッド・O・ラッセル 「ザ・ファイター」
 トム・フーバー 「英国王のスピーチ」 
 デヴィッド・フィンチャー 「ソーシャル・ネットワーク」  ◎ △
 コーエン兄弟 「トゥルー・グリット」 ○


作品賞より受賞が堅そうかな。
と思ってたけど、あの名作で名優ジョン・ウェイン主演の「勇気ある追跡」を
コーエンカラーでリメイクして、彼らの作品中最大のヒット作となった本作。
やはり、彼らはすごい!

大胆でありながら、ピンと張り詰めた緊張感は彼らにはピッタリ。
2回受賞はあるかも?

作品賞と監督賞が分かれるなら、ここかも。


■主演男優賞
 ハビエル・パルデム 「Beautiful」
 ジェフ・ブリジッス 「トゥルー・グリット」
 ジェシー・アイゼンバーグ 「ソーシャル・ネットワーク」
 コリン・ファース 「英国王のスピーチ」 ◎ △
 ジェームズ・フランコ 「127時間」

100%間違いなしに、コリン・ファース!
昨年も「シングルマン」でノミネートされてるし、本当に巧い!!!

「アナザー・カントリー」で映画デビュー。
懐かしいなぁ。 20歳くらいのときだったかな、あれ見たとき。
会社の友人が、コリン・ファースが大好きで、大好きで。

あの時は、ここまでいい役者になるとは思ってもみなかったなー。

同世代のイギリス俳優、ルバート・エベレット、ヒュー・グラントよりも、
いい役者になりました。

まったくをもって、ライバルなし!


■主演女優賞
 ナタリー・ポートマン 「ブラック・スワン」 ◎ △
 アネット・ベニング 「キッズ・オールライト」 ○
 ニコール・キッドマン 「ラビット・ホール」
 ジェニファー・ローレンス 「ウィンタ・ボーン」
 ミシェル・バレンタイン 「ブルーバレンタイン」

こちらもほぼ確定枠といって、いいかも。
ナタリー・ポートマンでしょ。

今までの各賞総なめしているのに加え、妊娠というオメデタ付。

妊婦には、Happyをお裾分けです。

「シカゴ」でキャサリン・ゼタ・ジョーンズが助演女優賞を受賞した際も、
妊婦でしたね。

出産後は、仕事からも少なからず遠ざかるわけだし、
ナタリーで決まり。

もちろん、演技も良かった。

「スター・ウォーズ」のレイア姫のイメージ+品行方正な彼女自身のキャラも重なって、
汚れ役をもらえなかった彼女が、本作でダークサイドを見せていくさまは、
彼女自身の“もがき”ともとれる。

でも、チラっとみたけど、アネット・ベニングの演技も良かったなぁ~。


■助演男優賞 
 ジョン・ホークス 「ウィンターズ・ボーン」 ○
 ジェレミー・レナー 「ザ・タウン」
 クリスチャン・ベール 「ザ・ファイター」 ◎
 マーク・ラファロ 「キッズ・オールライト」
 ジェフリー・ラッシュ 「英国王のスピーチ」 △

こっからの予想が、今回のアカデミーではとーーーっても難しい!!
主演は男女とも、ほぼ確定されているといっても過言ではない。

問題は助演陣だ。

まずは、男優。


どれもいいなぁ。
個人的には、マーク・ラファロのファンです。

で、演技はジェフリー・ラッシュのが好きだ。
でも、ジョン・ホークスもとても不気味さが出ていて良いと思った。

しかし、受賞となると、クリスチャン・ベールがほんとに半歩リードかなぁ。

この役のために、髪を抜いて歯並び変えて・・・・・・。
同じくボクサー映画の「レイジング・ブル」の、ロバート・デ・ニーロのようだ。
※彼は、本作で主演男優獲ったしね。

ボクサー映画の名演は、賞を獲りやすいのは事実。
身体の改造があるからかしらね。

クリスチャン・ベールは過去の出演作品でも、そういった怪演多しだし。

それに、本作を自ら持ち込みプロデュスまで買って出た意気込み十分な
もう1人の主役、マーク・ウォールバーグが、唯一ノミネートされていないので
ここで、鼻を明かしたい! といったところか。



■助演女優賞
 エイミー・アダムス 「ザ・ファイター」
 ヘレナ・ボトム・カーター 「英国王のスピーチ」
 メリッサ・レオ 「ザ・ファイター」 ○
 ヘイリー・スタンフィールド 「トゥルー・グリット」
 ジャッキー・ウィーバー 「アニマル・キングダム」 ◎ △

助演男優より、さらに難易度高しなのが、こちら。

正直いって、分からない・・・・・。

予告を見た感じ、メリッサ・レオの演技はとてもよく、
多数賞も受賞しており、本命なのかな。

でも、助演枠は、無名、パッと出、新人、功労的も買われるところ。

ジャッキー・ウィーバーの緻密な演技が評価されるかも?


いよいよ、明後日。

もちろん、生放送でみます!!